オリくじを引いていると、誰もが一度はこう思ったことがあるはずです。
- 「結局いくらくらい戻ってくるんだろう?」
- 「SNSでは当たり報告ばかりだけど、実際はどれくらい回収できるの?」
- 「このオリくじ、回収率が低すぎない?」
オリくじ界隈ではよく「還元率」という言葉が使われますが、
実際に自分が引いた結果としてどれだけ戻ってきたかを表すのが「回収率」です。
還元率や期待値は理論値。
回収率はリアルな結果。
本記事では、オリくじの回収率について、
- 回収率とは何か
- 還元率・期待値との違い
- 実際の検証方法
- 回収率がブレる理由
- 回収率が高いオリくじの特徴
まで、データ検証視点で徹底的に解説します。
そもそも「回収率」とは何なのか?
回収率とは、
自分が使った金額に対して、実際にどれだけの価値を回収できたか
を表す指標です。
例えば、
- オリくじで10万円使った
- 排出されたカードを相場換算すると6万円分だった
この場合、
回収率 = 6万円 ÷ 10万円 × 100 = 60%
となります。
つまり、10万円使って実際に戻ってきた価値は6万円分だった、という意味です。
還元率・期待値との違い
ここで混同しやすい3つの指標を整理しておきましょう。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 還元率 | オリくじ設計上の理論回収率 |
| 期待値 | 1口あたりの理論平均回収額 |
| 回収率 | 実際に引いた結果としての回収割合 |
- 還元率・期待値 → 運営側が設計した理論値
- 回収率 → ユーザーが実際に体験したリアルな数字
つまり、
回収率は「成績表」そのもの
ということになります。
なぜ「回収率検証」が重要なのか?
理論値と実測値は必ずズレる
期待値や還元率は、あくまで長期的な平均値です。
実際に引くと、
- 連続で外れる
- 当たりが偏る
- 枯れた後に引いてしまう
といった要因で、理論値と実測値は大きくズレます。
つまり、
還元率80%のオリくじでも、実際の回収率は30%になることもある
ということです。
SNSの当たり報告は信用できない
SNSでは、
- 当たった人は投稿する
- 外れた人は投稿しない
という「報告バイアス」が起きています。
その結果、
「めちゃくちゃ当たってる人が多い」
ように見えますが、
実際には外れた人の方が圧倒的に多いのが現実です。
回収率は、自分でデータを取らなければ分かりません。
回収率の検証方法(実践編)
ここからは、実際に回収率を検証する方法を解説します。
やることはシンプルです。
ステップ① 使った金額を記録する
まずは、
- 1口の価格
- 引いた口数
- 合計使用金額
を正確に記録します。
例:
- 1口1,000円
- 100口購入
- 使用金額:100,000円
ステップ② 排出カードをすべて記録する
次に、排出されたカードをすべて記録します。
- 当たりカード
- ハズレカード
- 枚数
- 種類
後で相場を調べるため、一覧にしておくのが重要です。
ステップ③ 市場相場を調査する
排出カードの市場価格を調べます。
参考にするのは、
- メルカリの直近相場
- ヤフオクの落札価格
- カードショップの買取価格
- オリパ専門買取店
ポイントは「実際に売れる価格」で見ることです。
希望価格や定価は意味がありません。
ステップ④ 回収額を算出する
各カードの
- 枚数 × 相場価格
を合計し、回収額を算出します。
送料や手数料を考慮するなら、さらに減額して見積もるのが現実的です。
ステップ⑤ 回収率を計算する
最後に計算します。
回収率 = 回収額 ÷ 使用金額 × 100
例:
- 使用金額:100,000円
- 回収額:60,000円
なら、
回収率 = 60%
となります。
実測シミュレーション(検証モデル)
ここで、よくあるパターンを見てみましょう。
検証ケース① 良心的オリくじ
- 使用金額:100,000円
- 排出カード相場合計:70,000円
回収率70%
「良心的」と言われるオリくじでも、
実際に引くとこれくらいになるケースが多いです。
検証ケース② 回収用オリくじ
- 使用金額:100,000円
- 排出カード相場合計:30,000円
回収率30%
典型的な回収用オリくじ。
長期で引けば確実に資金が溶けていきます。
検証ケース③ 高還元オリくじ
- 使用金額:50,000円
- 排出カード相場合計:60,000円
回収率120%
数量限定の高還元オリくじでは、
理論上こうした結果になることもあります。
ただし、競争率は非常に高く、再現性は低めです。
なぜ回収率はブレるのか?
確率の分散によるブレ
確率は少ない試行回数ほどブレます。
- 10口引いて全外れ
- 10口引いて2枚当たり
どちらも普通に起こります。
回収率は短期では大きく振れます。
在庫管理型オリくじの特性
在庫管理型では、
- 当たりカードは有限
- 出尽くしたら当たらない
ため、枯れた後に引くと回収率は激減します。
引くタイミングによる差
- 開始直後
- 中盤
- 終盤
で、体感も結果も大きく変わります。
「回収率が低すぎる」と感じる理由
ハズレ枠の価値が低すぎる
ハズレが
- ノーマルカード
- 数百円カード
ばかりだと、どうしても回収率は下がります。
相場下落リスク
発売直後の高騰カードは、
- 供給増加
- 再録
- 環境変化
で急落することがあります。
引いた時点では高く見えても、
売る頃には値下がりしているケースも珍しくありません。
手数料・送料を考慮していない
実際に売却する場合、
- 販売手数料
- 送料
がかかります。
実売ベースの回収率は、さらに下がるのが現実です。
回収率が高いオリくじの特徴
回収率が高くなりやすいオリくじには共通点があります。
総口数が少ない
- 偏りにくい
- 枯れにくい
- 分散しやすい
当たり枚数が多い
- 一部の人に集中しにくい
- 回収率が安定しやすい
相場が安定しているカード中心
- 値崩れしにくい
- 実質回収率が維持されやすい
ユーザー側でできる回収率検証のコツ
おすすめはスプレッドシート管理です。
- 使用金額
- 排出カード
- 相場
- 回収額
- 回収率
を入力すれば、自動で計算できます。
さらに、
- 排出報告
- 枯れ報告
と照合すれば、精度がさらに上がります。
回収率を意識した立ち回り戦略
回収率50%未満は完全回収用
基本スルー推奨。
回収率70%以上なら娯楽ライン
遊びとして成立。
100%超えは勝負案件
事前準備と情報戦が必須。
まとめ
オリくじの回収率は、
- 実際の成績表
- 理論値と実測値の差を示す指標
- 本当の勝ち負けを決める数字
です。
還元率や期待値を見て「良さそう」と思っても、
実際に引いた結果はまったく違うこともあります。
だからこそ、
- データを取る
- 数字で判断する
- 感情で引かない
この姿勢が重要です。
オリくじは「運」ではなく、
数字と検証のゲームです。
回収率を把握できる人だけが、
オリくじと健全に付き合っていけるのです。
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